CTスキャンを使っての検査では、頭部・胸部・腹部の撮影ができるため、がん検診やがん転移の有無を診断する上で、非常に高い有用性があります。
また、CTスキャンは小さながん病変を描出することができ、早期発見に優れているほか、病巣が悪性か良性かの診断、治療が有効かどうかの判定、治療後の再発や転移がないかどうかを調べることができます。
麻酔や注射などが要らず、ベッドに寝ているだけの簡単な検査です。大型寝台で圧迫感を感じることも少なく、リラックスして検査を受けることが可能です。
検査による痛みは一切ありません。
また、当院では被ばく線量を大幅に低減しているCTを導入していますので、安心して検査を受けていただけます。
さらに、全ての臓器を薄いスライスで撮影でき、任意の断面が得られ、鮮明な画像解析で全身の正確な診断が可能です。
ネックレスなどの貴金属類を外した楽な服装で、検査開始の20分以上前には当院へお越しください。受付を済ませた後は、スタッフに呼ばれるまで待合でお待ちください。
CT装置の寝台に仰向けに寝て検査を受けます。
検査時間は部位によっても異なりますが、約5分~10分です。検査中は身体の力を抜いてリラックスしてください。もちろん痛みや副作用の心配もございません。
【頭部】
【胸部】
【腹部】
検査が終わって少し休憩した後は診察室に移り、撮った画像を見ながら医師の説明を受けます。検査後は通常通りに食事を摂ったり、お風呂に入って大丈夫です。
X線被ばくに関しては基本的に心配いりません。撮影装置の進歩により、検査に必要な放射線の量もしっかり管理されていますので、ご安心ください。
手術などで体の中に残っている金属は問題ありません。
しかし、植込み型除細動器または一部の心臓のペースメーカーについては、不具合がでる可能性がありますので事前にお知らせください。
体調が悪くても検査には支障はありません。
しかし、妊娠中またはその可能性のある方は、検査を受けられない場合があります。
それ以外の方は、基本的に検査を受けて大丈夫です。